(フランス人ジョッキーのデムーロさん、今は日本に滞在して活躍されてる由。フランスでも名の通った騎手かと思ってたけど、日本でプロとして活動するとなると、何か大きなプラスがあったのだろうか。フローベールさんの『L'Éducation Sentimentale』にも競馬のシーンあったような)
フランス人ジョッキーのデムーロさん、いまは日本で騎手としてご活躍のそうな。それはいいんだけど、フランスでも著名な騎手だったと思うけど、日本の方が騎手として活動しやすかったのかな。
フランスの小説読んでると、フローベールやクロード・シモンの『フランドルの道』にも競馬のシーンがあって、Champ de Course とか、Adresserとか、その手の用語もなんとなく覚えた結果に。
競馬があるからといって、ジョッキーのステータスが高いかというと、それは違うのかな。自転車競技は大人気だし、超メジャー新聞のLe Mondeでも、Tour de Franceの時期はずっと一面トップの扱い。あれで「すごい人気なんだな」わかったようなもの。
一方の騎手はそうでもないのかなと、デムーロさんの日本在住でのご活躍を聞いて、そんなことを思ったな。
フランスは数学でも有名だけど、一方で物理系へのサポートは充実してないそうな。工学を学ぶために日本にやって来るフランス籍の人が多いのは、そうした理由もあるという。エコール・ポリテクニークみたいな超エリート校はそうそう入れないだろうし。
以前そうした話を聞いていたので、フランスに競馬があるというのは聞いてたけど、騎手のステータスはそーでもないのかなと思ったりして。それにしたって、ボクサー並みの減量をこなした上で活躍するのだから、脱帽するばかり。