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日本思想はどうもナーだけど、中公文庫だから奈良本辰也『武士道の系譜』

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(「興味なかったことやってみよう」ブームはまだ続いているらしく、フツーだったら絶対に手に取らないだろう「武士道モノ」を読み始める。古い中公文庫は名著傑作の山だと知っているからこそだなー。未知の名前だったけど、「奈良本辰也」がスパーンと予測変換で出てくるのだからフシギ)

2017年は清水書院のセンチュリーブックスに味をしめ、これは大変オモシロイ新書であると、目ぼしいものは大概読んでしまった。

で、ほかのシリーズと何が違うのかな?と考えてみたけど、それは執筆陣の肉声が聴こえてくるからだろう。

小牧治さんがその点で一番目立っていたけど、それぞれがのっぴきならない理由でその哲学者の仕事に触れた経緯を書いていて、なるほどなぁと思わされる。

別に賛同するわけじゃないんだけど、「そういう事情から、この哲学者の、この本に取り組んだのか」とわかるので、そこのところがいわゆる「研究書」とは違う雰囲気になったんだろう。

で、清水書院のセンチュリーブックスをせっせと読みつけてわかったことがもう一つ。こっちは無意識に「日本思想」を避けてるらしい。

センチュリーブックスがこんなにオモシロイのだからと、巻末のリストで読んだものを赤ペン先生よろしく潰していったんだけど、そうするとビックリするくらい日本と中国の思想家部分が真っ白。

リストを作るとたまにそういう内心の傾向がわかったりするけど、「そこだけ避けて通っている」ような白さにうーんと唸るだけ。

古文は読むようになったし、ヘコタレた時の気分として平安期の文章いいなと思うけど、思想となるとサッパリなのか。だとすると、本居宣長先生への傾倒はむしろ例外なんだな、などなど。

また最近、武蔵野の巨匠が手がける新作に吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』なんかが取り上げられたりして、新渡戸稲造とか中江兆民とか、どうしてあの辺には関心が持てないのだろうーー

別に考え込まなくなっていいんだけど(^∇^)、おかしいなーおかしいなーとナニ川淳二さんの怪談ナイト的な気分がどっかにあったのか、この『武士道の系譜』にたどり着く。エライ長い前置き。

で、武士道って言われてもなぁ、なんて思ってたんだけど、この奈良本辰也さんものっぴきならない事情から武士道を追っかけたみたい。

のっけからレミ・ド・グールモンの話は出てくるし、ヘーゲルやマルクスなんかのドイツ思想もガッツリ身につけた雰囲気。

それであらためて清水書院のセンチュリーブックスのことを思い出し、歴史とか思想とか、やっぱりこういう「のっぴきならない、個人の切実な動機」がないといけないのダナ、と思ったりしたのです。

かといって個人的なところにだけ埋没しちゃってると読む側は鼻白むだけだから、その辺りの塩梅がムツカシイ。でもなんか「これをやらずにいられない」感は大事なんだろうな。

先日の文系理系バナシにウーンと唸ってしまうのは、個人的なところだけに特化されても、また個人的なところが全くなしなのも味気ないということもあったりして。

自分には日本史の知識も欠如してることだし、この奈良本辰也さんのご本で「そうだったのか!」と池上ダレカ的な納得あることを期待してます(^∇^)

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by ulyssesjoycean | 2018-02-17 12:00 | Comments(0)
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