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[タカヤマ学派のブログ]マンガとアニメーションと人文を脱線(Digression)でつなぐブログーーだったのが、現在は語学人目線で理数系にガチチャレンジ中の内容増えた。あと「文系と理系を両方マジで取り組んでみた」など。理数系とピコピコの話題多め。あと学魔・高山宏の影響を受ける「タカヤマ学派の1人」らしい。その方面では主に経済学担当。(2020年8月に追記)
by ulyssesjoycean
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文系と理系の考え方の違いはどこにある? 2018年「両方ともやってみた」ニンゲンのまとめ(´∀`)

文系と理系の考え方の違いはどこにある? 2018年「両方ともやってみた」ニンゲンのまとめ(´∀`)_d0026378_10362760.jpg

(プラトンとアリストテレスよろしく、なっかなか噛み合わない文系人と理系人。「こうした文理の反目は非生産的デアル」「文理の融合を進めなくてはイケナイ」と言うのは簡単だけど、言うとやるとで大違いなのは、UXさんから教わったナー)


近年のテーマにしてきた「文系と理系はなぜハンモークするのかな?」調べ。2018年は数学とピコピコという、2大理系分野にガッツリ取り組んだので、その「まとめ」を。


最初に言ってしまうと、「コリャ文理の融和はカンタンじゃないぞ」ということが身をもってハッキリしました(ヒドイ)。


というのも、融和しない原因は「嗜好」の差みたいなものなんだもの。「ほうれん草がキライだ」という人自身、「ほうれん草キライ王に、オレはなる!」と思って生まれてきたわけじゃないし。


一方で「ほうれん草大好き!」側も、別段「ほうれん草が好きな人になりたい」と思ってなったわけではない。なもんで「なぜですか」と尋ねられても答えようがない。文系理系でアプローチが異なるのも、どうもこうした領域みたい。


ただ一つ救いがあるのは、「食品アレルギー」ではないってこと。食品アレルギーの人に無理やりその食材を食べさせたら、深刻なダメージあるけど、文理の違いはあくまで「嗜好」レベル。なんとかならないことはない。


ただそのアプローチが正反対なので、文系→理系、理系→文系を学ぼうとすると、「自分が普段やってることを、まず否定するところからスタートする」ので、これがタイヘン。


*裏を返せば、そこさえ突破できれば両方の分野の思考(嗜好)を使い分けられるようになるので、そのメリットは大きいけれども


何度も話に出すので「わかったわかった」な方もいるだろうけど、自分(語学人)がピコピコ(理系)に取り組んで一番困ったのが、「細分化」の発想。


今も鮮明にその時のことを覚えてるけど、山本貴光さんの『世界が変わるプログラム入門』(ちくまプリマー)を読んだ時、「X軸とY軸を別々に処理しよう」と出てきて時は腰を抜かした。


XY座標で(3, 2)の表示をしようと思ったら、


(x, y) = (3, 2)


とかでいいんでしょと思ってたから(語学人の考えるうる細分化の限界)、それを


x = 3

y = 2


と「別々に書く」必要あると聞いた時は、「ええっ、そんなところまで⁈ たった1個の点を打つだけでも、そんな細かくやるの⁇」とガクゼン。


そこから「細分化」の発想に馴染むまで正味3ヶ月はかかったから、この辺りが「文系理系の融和が進まない理由」かと思うんだけど、どうだろう( ´ ▽ ` )ノ


*自分のように「止むに止まれぬジジョー」ある上に、「相当なモノ好き」でないと、3ヶ月間取り組む人はマレだろうなぁと


あとは参考までに、「両方やってみた」ニンゲンの目線で、両者の発想を下にまとめてみました。


[文系]

・トップダウン思考(まず全体像を掴む)

・「なぜ」を大事にする(文脈が何より重要)

・「連想型の発想」(果物→リンゴ→ピコピコメーカーのApple→ジョブズ→ヤマザキマリさんのマンガ…と拡散する)


[理系]

・ボトムアップ思考(細部を確実に積み上げる)

・「どんな」が何より重要(処理の仕方が何より大事)

・「ピンポイント型」(「果物」をまず定義する→定義したものからfruitに直結させる、処理内容が収束する)


なんかアドバイスないの?と言われたら、「文系→理系」に取り組む必要ある人に言えることは:


「日本語でベンキョーするのをやめよう!」


かなー(´∀`)。自分の場合、コレに気付くまでが長かった。


上に書いた各自の特徴で言うと、文系人は「連想型」だから、自然科学で使われる日本語表現に引っ張られちゃう。


「線形写像? 線形ってことは、まっすぐな何か? 写像なんて言葉は聞いたことないけど、像を写すんだから、きっと…」てな具合に、処理に行き着く前に疲れちゃう。


でもこれが「線形写像」ではなくて「Linear Mapping」って言われると、求められてることが一発で分かる。


連想型の人に「考えるな」って言ったって無理な話だから(^∇^)、もう最初から「外国語だけ」でやった方が遥かに効率的。とにかく学ぶ際のストレスがケタ違い。


文系方面の人は、幸いにして語学に抵抗ない人が比較的多いから、その資質をフル活用した方が良いと思う(経験者談)


自然科学の原書は文章としても超オモシロイのが多いと分かったので、これはぜひぜひオススメのアプローチ。何より言葉の定義がハッキリしてる分、読みやすいのも嬉しい。


来年の目標は、「理系→文系」の効果的なアプローチを分かることかなー。だいたい「その分野がトクイな人の考え方は、ニガテ方面には役に立たない」と自分で分かったので、きっとビックリするような画期的な方法なんだろうと思う。


by ulyssesjoycean | 2018-12-08 10:36 | 「文系」と「理系」どっちもガチに取り組ん | Comments(0)
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