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[タカヤマ学派のブログ]マンガとアニメーションと人文を脱線(Digression)でつなぐブログーーだったのが、現在は語学人目線で理数系にガチチャレンジ中の内容増えた。あと「文系と理系を両方マジで取り組んでみた」など。理数系とピコピコの話題多め。あと学魔・高山宏の影響を受ける「タカヤマ学派の1人」らしい。その方面では主に経済学担当。(2020年8月に追記)
by ulyssesjoycean
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女子マネ、大地に立つ

『女子マネージャーの誕生とメディア』に出てくる女子マネージャーへのインタビューがむちゃむちゃオモシロイ。女同士の人間関係に激しい嫌悪感を抱いて女子マネに―――細かいエピソードが語られたりもするが、その辺は知らないことにしておいて、やはり話題は「ホモソーシャル」だろう。
女子マネ、大地に立つ_d0026378_17134573.jpg

 「男性だけの、女性が入れない集団」という風に単純な解釈をしていたが、実際の意味はちょっと違って、その条件に「同性愛嫌悪」「女性蔑視」があり、しかもそれに対応するような女同士の集団はない―――これが「ホモソーシャル」であると、E・K・セジウィックという学者が『男同士の絆』で解き明かしているらしい。
女子マネ、大地に立つ_d0026378_17145245.jpg

 『ホモセクシャリティの歴史』だかなんだか、それの書評に「居酒屋で男同士が話し合っているのを見ると、本当に男は男が好きなんだな、と思う」といったコメントがあり(むろん評者は女性で)、これはどっちについての意見なのだろうかとヘンに記憶に残っているが、E・K・セジウィックの本を読めば、この辺、示唆を受けるであろうことは間違いなさそうである。今まで縁遠かったフェミニズム系の著作にも、手を出してみるか。
by ulyssesjoycean | 2006-04-20 17:15 | 駄文 | Comments(4)
Commented by リル at 2006-04-21 18:48 x
「居酒屋で男同士が話し合っているのを見ると、本当に男は男が好きなんだな、と思う」…あ、そういう見方もありますか…。
EGGのキミさんも男性に人気がありますもんね。

私は、中学・高校・大学と10年も女子の中で生活しちゃったのと、
その後の職場も女性が多かったので、美人が好きです。

上海にいたときも女子学生と腕組んで、上海の街を歩いてた。(ただし、両腕にひとりずつ。)

フェミニズム系の本ねぇ…上野千鶴子とか?…古いのかな、もう。
Commented by かなびん at 2006-04-21 20:34 x
 人によっては「フェミニズム」を、ある時期のムーブメントに特定して呼び・・・というか、母校の女性論の松本侑壬子先生がそうなんですけど、その運動がもたらした功罪について説いてましたね。その先生は田嶋教授とも交流があり、「同意する部分もあるけれど、やはり自分の見解とは違う」と。
 女性論といっても美大の授業なので、映画評にからめた講義で面白かったです。著書に「映画をつくった女たち-女性監督の100年」という本があり、一口に女性監督といってもこんなに違うのかと興味深く読みました。
Commented by ulyssesjoycean at 2006-04-21 21:09
 >リルさん
 >かなびんさん

 コメントありがとうございます。

 フェミニズムやジェンダー論は「まとも」に勉強するのが最も難しい分野になってしまった印象があります。上野氏の講演にも(何の因果か)出席したことがありますが、「ためになる」というより「ためにする」ところが大きかったようで、ちょっとこれではキビしいな―――というのが率直な感想でした(フェミニズムに対するメディアの扱いも「ためにする」ところが大きかったようですし)。

 フェミニズムとは全然違いますが、江戸研究の田中優子氏は「ためにする」ところなど微塵も感じさせず、突き抜けた研究をしてるので、非常に好感を持っております。
Commented by かなびん at 2006-04-22 08:02 x
 恥ずかしながら根本的な記憶違いをしておりました(汗)。
 松本先生が説いていたのは、「ウーマンリブ運動の功罪」であり、この運動により女性の地位向上は大幅に進んだものの、この時に「フェミニズム」の固定イメージができてしまい、男女ともにとっつきにくいテーマとなってしまった、といった事でした。それ故、先に紹介した本はかまえずに読める内容です。自らにもからむ問題でありながら、私も無知で(汗)。

 女性が語るフェミニズムに重みが出てしまうのは必然で・・・語る内容が今後の自分の環境を左右してしまうからでしょうね。
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