「シャーロック・ホームズじゃないが、百六十種くらいの暗号の書き方はおれだって知っているんだ」―――というのは
江戸川乱歩の暗号小説
『二銭銅貨』だが、推理小説に首を突っ込むと、かならず
「暗号」というものに突き当たる。
では
「暗号」とはなんなのか―――英語では
クリプトグラフィーというらしく、1660年前後、英国の清教徒革命に乗じて発生してきたものらしい。しかし
「暗号」についてはまだ何一つ調べていないので、詳しいことはまだなんとも。
シャーロック・ホームズでは
『踊る人形』をはじめ、
『恐怖の谷』でも暗号が用いられているが、ホームズが知っているという160種の暗号―――これを調べていくのは相当骨が折れそうだ。暗号といってすぐに思い浮かぶのは
サイモン・シンぐらいだしなぁ。