清水義範
『バラバラの名前』(新潮文庫)が、ウンベルト・エーコ
『薔薇の名前』のパロディだと気がついたのは、ほんの二三ヶ月前。
今回、たまたまその名前を耳にしたから、これは一度、読んでみることにしよう。
エーコの原作は、実をいうと読んでなくて、それでもあらすじを知っているのは、ショーン・コネリーが主演した映画のおかげ。
『薔薇の名前』の原題は
「Il Nome Della Rosa」だけど、
『バラバラの名前』の表紙にも、
「Il Nome Della~」の文字が見える。
帯で隠れちゃってて見えないけど、なんて書いてあるんだろう。イタリア語の言葉遊びになってたらオモシロイんだけどなぁ。