めちゃくちゃできない割になぜか好きだった数学。最近(でもない?)話題になっているインド式数学をやってみると、おお! オモシロイじゃん!!
(持ってるのはこれじゃないけど、アマゾンで探したら色々出てくる)
要するに、七面倒くさい計算でも、そこに法則性を見出して解法を簡略化するという仕組み。
言われてみるとナルホドなぁ――と思うんだけど、今度はその規則性をひとつひとつ覚えていかないといけないので、いささかシンドイ。
でも不思議なもので、同じ理系でも、人並みにはできていた化学や生物には、今現在、ほとんど関心がない。
絵の勉強との兼ね合いで、認知科学や視覚光学は相当調べたけど、これは化学・生物とはまたちょっと違うしなぁ。
そういう意味では、理系・文系――というか、新・人文科学の橋渡しをするのには、認知科学が突破口として一番オモシロイ。
ヒトがものを見る仕組み――それ自体を研究する分野だから、普段ごく当たり前にやっている
「見る」という営みに、まるで別の
「見方」を与えてくれる。
実際、これはスゴイ!と唸る本も多数あって、このブログの左端にずらっと並んでいるリスト、そこにある
『視覚の文法』(紀伊国屋書店)、これは傑作です。
(あとは鈴木光太郎氏が訳したものなら、大体なんでもオッケー)