フランス語の勉強を続けるうち、語学力とはぜんぜん別のところで参っているのが――メール。
フランス語には
「アクサン」といって、文字の上に記号がつくのだけれど、それがどーにも文字化けの要因となる。
入力するのはなんとかなっても、いただいたメールがちょいとした暗号状態になっているのはやりきれない。
もともとコンピュータに詳しい方ではないので、それ関係の紹介ページを見ながら設定しても、これがどーにもはかばかしい結果を得られないでいる。
そういう風にうーんと唸っていたのが、これが案外良さそうなんじゃない?というので見つけた
『Eメールのフランス語』(白水社)。
手書きでもいいんだけど、必ずしもご住所を知っている方ばかりでなし、横文字の習字(?)は練習したこともないから、日本語以上に字体が壊滅的なことになる。
フランス語の書体で一番美しいのは、ピエール・ルイス(Pierre Louys)だと聞いたんだけど、これはもう探すのが並大抵のことではない気がするな。