フランス語関連のお話を伺ううち、話の流れがラブレー(Rabelais)に。ヴィヨン・ラブレー・ドンキホーテが御三家なんだって(ドンキホーテは、フランス語では「ドン・キショット」と発音するらしい)。
以前、岩波文庫で読んだけど、うーん、フランス語で読む必要もあるか。かの地の人から、16世紀のものだけど、面白いよ――なんて言われたら、読まないわけにはいかんでしょう。
でもそうなると、古いフランス語の文法を勉強しないといけませんな。綴りから何から大違いで、うろ覚えだけど、
「connaisseur(物知り、通人)」が
「connoisseur」という風になってるはず。
そういった人文関係のくさぐさも、高山先生の学恩というべきか、記憶術(mnemotique)が出てきたところで、記憶の女神ムネモシュネーのことが話せて嬉しかった。
聴き取る部分はどうにかなったという確信を得たので、あとはあれだ、話す方の訓練をどうやってやるか。これも何か妙案がないか、もちょっと調べよう。